2018年07月04日 12:54

コルセットの様に全周から中心方向にしめつけるという原理ではありません。

胸部の立位と仰臥位(仰向け)、腹部の立位と腰部屈曲位の断面図を比較してみると解り易いかなと思います。


胸部イラスト


腹部イラスト2



胸部では、背骨から肋骨で囲まれて内臓があり、その表面側の脂肪層と皮膚のみが移動します。

ところが、腹部では骨は背骨しかなくほぼ全周囲を筋肉が取り囲み、その表面側に脂肪層と皮膚があります。

腰を曲げた時には、この筋層がしっかりしていないと内臓への重力に抵抗しきれなくなり、筋層の形が円形に近くなってしまいます。

それによって、より臍方向へ脂肪や皮膚が移動することになってしまいます。

その臍方向への脂肪層と皮膚の移動を少なくしようとするのが、腹部でのスレッドリフトの基本なので、円周径が変化する様なことはないです。

コルセットの様に全周から中心方向にしめつけるという原理ではありません。


毎度うさぎさんの場合、自分の努力とかなしで結果にむすびつけようとするのですが、腹部では内臓を抑え込めるのは、腹斜筋と腹直筋です。

それが機能できないと、どうしてもドラえもん体形になってしまいます。


というのが、質問の答えでしょうか。



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