2007年07月09日 11:35
シミ・ほくろ_�睛�真教
日本国内のミスコンでも、「ミス日本」と「ミスユニバース」や「ミスワールド」では、グランプリを獲れる顔立ちは全く違う。
「ミス日本」は色白、面長か卵型。
整ってはいるが派手過ぎない顔の印象で、日本固有の美人のイメージだよね。
叶美香さんや藤原紀香さんも、今では派手なイメージがあるけど、当時は、「ミス日本」のイメージに合ってたもの。
「だめんずウォーカー」のくらたまなんて、典型的な「ミス日本」顔だよ。
「ミスユニバース」や「ミスワールド」はむしろ派手な顔の印象になり、顔にシャドーがあり、目の比率はもちろん、顔のパーツの割合が高くなる。
白人と色の白さを競ったところで意味が無いわけだから、色はむしろ健康的で活動的なイメージ。
褐色っぽい元国民的美少女の後藤久美子さんが長身でナイスバディとかなら、代表的な顔かも。
そうすると、それぞれのミスコンでグランプリを獲る人って、タイプが全く違うんだよね。
アメリカ人的感覚での物言いからすれば、自分達が本来持っていない部分をほめる言葉として、「ゴージャス」とかって言葉を使うことがある。
東洋人の頬骨の張り方や、切れ長の目、ストレートの黒いロングヘアーなどを褒める時に「ビューティフル」という言葉よりも、「ゴージャス」という言葉を使うような気もする。
ニコールキッドマンやエリザベステイラーは「ビューティ」であって、森理世さんは、 欧米人にとって、「ゴージャス」なんじゃないかなと思う。
僕は直接会ったことはないけど、日本人の持っている「美人」というイメージが、「おしとやかさ」とかも重要になるなら、その感覚からはズレているんだろうけど、本来持っているだろうアクトレス的なしぐさや、全体の雰囲気は、写真よりも実際会った時の方が、魅力的なのではないかなって思うけど。
前回、「シミ」「ほくろ」はとった方がいいんじゃないかって書いたけど、そこで言い忘れてしまったことがあった。
「ほくろ」に見えても、一般的な「ほくろ」である色素性母斑なら簡単なんだけど、「ほくろ」に見えちゃうけど、実は違ってるものもある。
例えば基底細胞癌やら、悪性黒色腫が考えられる場合、物事が簡単じゃなくなる。
「シミ」と呼ばれている色素斑にも何種類もあって、「アザ」の一つであったり、ホルモンの影響を受けるものもある。
「シミ」の種類によっては、健康保険が利くレーザー治療も可能だったりする。
僕は、医者としてのスタートが、九州大学の皮膚科だったりしたこともあり、形成外科として勤務している頃も、レーザー治療などの論文や著書の分担執筆などもしていた。
かなりの症例数を見たつもりだけど、「その色素斑が何か」っていう場面で、やはり悩むことがある。
ということは、かなり多くの症例を見てきた現場に長く在籍していないと、診断は容易じゃない。
実はこの「シミ」「ほくろ」の治療は、治療法が難しくなんてなく、診断の問題になるんだよね。
診断が誤っていれば、いい結果につながるはずが無いんだし、レーザー機器は開業している医師なら買うことは簡単だから、レーザーの置いてあるクリニックは多い。
でも、それを正しく使える診断は医者の経験によるものだから、そう簡単に手に入れられるものでもない。
皮膚科の時代には毎週フィルム検討会があって、それが何の病気かみたいなことをやってたけど、形成外科では内容が全く違っていて、手術後のbefore→afterだけで、診断にまつわる事など、全くやっていなかった。
僕が在籍していた医局だけじゃないと思うし、むしろ、まじめな医局だったとおもうけど、
考え方のアプローチは２つの科で、全く違っていた。
形成外科にいる時に病理やら、生理学やら、免疫学なんて、全く触れちゃいなかったもの。
皮膚科の時は、病理診断で、海外の雑誌に投稿したり、今をときめく成長因子に関る論文とかを、日本皮膚科学会誌とかに投稿していたのにもかかわらず・・・。
という事からして「シミ」「ほくろ」の治療をすることを考えたら、まず「それが何なのか」ということは皮膚科にきちんと在籍してた医者に見てもらってから、それからどこで、どうしようかって考えるのがベストかなー。
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「ミス日本」は色白、面長か卵型。
整ってはいるが派手過ぎない顔の印象で、日本固有の美人のイメージだよね。
叶美香さんや藤原紀香さんも、今では派手なイメージがあるけど、当時は、「ミス日本」のイメージに合ってたもの。
「だめんずウォーカー」のくらたまなんて、典型的な「ミス日本」顔だよ。
「ミスユニバース」や「ミスワールド」はむしろ派手な顔の印象になり、顔にシャドーがあり、目の比率はもちろん、顔のパーツの割合が高くなる。
白人と色の白さを競ったところで意味が無いわけだから、色はむしろ健康的で活動的なイメージ。
褐色っぽい元国民的美少女の後藤久美子さんが長身でナイスバディとかなら、代表的な顔かも。
そうすると、それぞれのミスコンでグランプリを獲る人って、タイプが全く違うんだよね。
アメリカ人的感覚での物言いからすれば、自分達が本来持っていない部分をほめる言葉として、「ゴージャス」とかって言葉を使うことがある。
東洋人の頬骨の張り方や、切れ長の目、ストレートの黒いロングヘアーなどを褒める時に「ビューティフル」という言葉よりも、「ゴージャス」という言葉を使うような気もする。
ニコールキッドマンやエリザベステイラーは「ビューティ」であって、森理世さんは、 欧米人にとって、「ゴージャス」なんじゃないかなと思う。
僕は直接会ったことはないけど、日本人の持っている「美人」というイメージが、「おしとやかさ」とかも重要になるなら、その感覚からはズレているんだろうけど、本来持っているだろうアクトレス的なしぐさや、全体の雰囲気は、写真よりも実際会った時の方が、魅力的なのではないかなって思うけど。
前回、「シミ」「ほくろ」はとった方がいいんじゃないかって書いたけど、そこで言い忘れてしまったことがあった。
「ほくろ」に見えても、一般的な「ほくろ」である色素性母斑なら簡単なんだけど、「ほくろ」に見えちゃうけど、実は違ってるものもある。
例えば基底細胞癌やら、悪性黒色腫が考えられる場合、物事が簡単じゃなくなる。
「シミ」と呼ばれている色素斑にも何種類もあって、「アザ」の一つであったり、ホルモンの影響を受けるものもある。
「シミ」の種類によっては、健康保険が利くレーザー治療も可能だったりする。
僕は、医者としてのスタートが、九州大学の皮膚科だったりしたこともあり、形成外科として勤務している頃も、レーザー治療などの論文や著書の分担執筆などもしていた。
かなりの症例数を見たつもりだけど、「その色素斑が何か」っていう場面で、やはり悩むことがある。
ということは、かなり多くの症例を見てきた現場に長く在籍していないと、診断は容易じゃない。
実はこの「シミ」「ほくろ」の治療は、治療法が難しくなんてなく、診断の問題になるんだよね。
診断が誤っていれば、いい結果につながるはずが無いんだし、レーザー機器は開業している医師なら買うことは簡単だから、レーザーの置いてあるクリニックは多い。
でも、それを正しく使える診断は医者の経験によるものだから、そう簡単に手に入れられるものでもない。
皮膚科の時代には毎週フィルム検討会があって、それが何の病気かみたいなことをやってたけど、形成外科では内容が全く違っていて、手術後のbefore→afterだけで、診断にまつわる事など、全くやっていなかった。
僕が在籍していた医局だけじゃないと思うし、むしろ、まじめな医局だったとおもうけど、
考え方のアプローチは２つの科で、全く違っていた。
形成外科にいる時に病理やら、生理学やら、免疫学なんて、全く触れちゃいなかったもの。
皮膚科の時は、病理診断で、海外の雑誌に投稿したり、今をときめく成長因子に関る論文とかを、日本皮膚科学会誌とかに投稿していたのにもかかわらず・・・。
という事からして「シミ」「ほくろ」の治療をすることを考えたら、まず「それが何なのか」ということは皮膚科にきちんと在籍してた医者に見てもらってから、それからどこで、どうしようかって考えるのがベストかなー。
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Posted by takanashi_clinic at
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